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見ているものは本当に同じか [引き寄せのあれこれ]


みなさん、こんにちは。

桜も開花して、春を実感する毎日ですねw

今回は春うららな景色からの気付きです。

メディアではお花見のシーンなどが取り上げられていますが、
「お花見」も人それぞれです。

純粋に風情を愛でる人もいれば、
花より団子の人もいます。

当然のことながら、「花」が主役ですが、
花にまつわる人々の感じ方や赴く先は異なります。

同じ景色を見ているのに、
見え方や感じることは確実に異なります。

というよりも、同じに見えることはありえませんし、
感じ方がきっちり同調しているか比較のしようもありません。

私達は「同じであろう」を「同じ」に置き換えているわけです。

この話をすると終わりがなくなるのですが、
目の前の現象は「自分」が作り出しているというのも、
なんとなく分かるような気がします。

さて、今回のテーマの「見ているものは同じ」ですが、

例えば、甲子園の高校野球を例にしましょう。

ある試合を観ていても、どちらを応援するかによって、
感じ方は違いますよね。

勝つか負けるかだけでも、
同じ試合が、「良い試合」にも「悪い?試合」にも変わります。

同じものを見ていても、喜怒哀楽は人によりけりです。

更に。お子さんが晴れの甲子園に出場しているとします。

ある親御さんは、子供が活躍して勝利を収めたなら、
きっと、何度でも試合の録画を見返すことでしょう。

しかし、負けたらの親御さんはどうでしょうか。
残念なことに自分の子の失策が原因で負けてしまったら・・

その試合を二度と見ないかもしれませんよね。

少なくとも、活躍シーンと失策のシーンとでは再生回数が違うでしょう。
・・同じ試合なのにです。

これは自分と他人の場合のことですが、
「試合」そのものは唯一無二です。

私達の日常も、こんなことの繰り返しです。

個人だけで見た場合、同時に感じ方の違いを比較するのは難しいですが、
いつもの通勤路だって、気持ちの持ちようで景色が違うものです。

一々、そんなこと気にしてない、と言われると終わりですが(汗)


私達は感じることを共有できると嬉しくなるのですが、
それは、個性が唯一のものと解っていることの裏返しかもしれません。

自分が感じることに是非を問うてしまうのは、
「一人」であることに不安があるのかもしれません。

ただ、これを理解してしまっている人は、とても強い。

没個性によって、安堵感を求めるのとは逆に、
「違ってこそ自分」であることをメリットとして全面に出せるからです。

没個性と言いましたが、意図せずそうなってしまうのは別の話です。

周囲を気にして埋没してしまうことが問題なのです。


勿論、社会で生活するには周囲との調和は欠かせない部分がありますが、
それを、あれもこれもと括ってしまえば、何れストレスが爆発します。

「気付きの機会」としては、むしろ喜ばしいのですが、
わざわざ、ストレスを溜める必要はありませんよね?


人と自分では見え方は違うことを前提にするのが肝要です。

更に、自分の中でも度々「色めがね」を掛けていることも理解しましょう。

悪い方に考え易くなっているとき、

波に乗って好調なとき、などです。


どちらが好ましいかは言うまでもありませんが、
とはいえ、思うように操作できないのが人間です。


それでも、自分がどんな状態であるかを客観視できれば、
どんな「めがね」も、掛けていることを認識できますし、
感情的にならなければ、自覚するのは容易です。


自分の状態を把握することは、とても大切なことです。

「できているよ」と即答できても要注意です。

「疑ってかかる」という言葉は好きではありませんが、

「あれ、なんかおかしいな」と感じられるセンサーを持つのはお勧めです。


いつもの言い方をするなら、「自分らしさ」から外れたら、
センサー作動でしょうか。

あるいは、しんどくなってきたら疑うでも良いと思います。

早急な解決までいかなくても、
「おかしいな」ということに気付けるようにしましょう。

そこにフタをしてしまうと、
何をしても、見ても、うんざり三昧になってしまいます。

疲れ果ててしまう前に、
「見え方」や感じ方に注意を払ってくださいね。

次回は、続編で「チエック法」を紹介したいと思います。



それでは、一滴追加です。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。


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