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きっかけとチャンスの選び方 [引き寄せのあれこれ]


みなさん、こんんちは。

今回は、ある相談者の方との会話からフィードバックです。

これまで、「負の状態」に関する記事が多かったのですが、
今回は重い腰を上げることで起こった事例をご紹介してみますw

以下は、私的な再現ですw


相談者(Aさん)は、長らく負のループの渦中にいました。

それは、仕事に関するものでしたが、
ストレスの溜まる仕事に従事していて、
自分が何をしたいのかさえ考える余裕がない日々を過ごしていました。


そんな折、どうしたらこの状況から抜け出すことができるのかを
相談にこられたのですが、

求めていたのは、「ここ以外なら何でもいい」というもので、
具体的に目指す方向を決めにくい状況でしたので、

求人情報を見たり、エージェントに登録したりしても、
「これ」というものが却って見つかりにくかったのです。


これは、よくあることですが、
あまりにも「今」が苦痛になってしまったり、
業務の多忙さなどが手伝うと、他のことを考える余裕がなくなるのです。


こうなると、言わば「泥沼」です。


そしてですが、私は先ず、心に「余白」を作ることを提案しました。

他のことを考えられない中では、ループを抜けるヒントも掴めませんので、
いつもと違うことを出来ることから始めてもらうことにしました。


しかしながら、相談に来られる方に多いのですが、
「劇的な効果」や「瞬時に変わる」ことを願うものです。

なので、コツコツ的なことには気乗りがしないのですね。

でも、あまりに酷い状況にあったので、
やらないよりは「気が紛れる」と思って頂けたようです。

そして、好むと好まざるに関わらず、
敢えて、いつもと違うことを実践して頂きました。

この間、とても重要な場面なので、時折、メールなどで、
状況のやりとりをしたのですが、

1か月弱くらい経ったときのことです。


いつもと違うことに何等かの「伸びしろ」を感じ始めていたので、
思い切って、「今よりまし」な求人に応募することをお勧めしました。


最初は、あれこれ条件を検討していたようですが、
とにかく「ここは嫌」ということで、
お尻を叩かれるかのように応募を始めたのです。

最初は門前払い続きだったものの、
ある会社から面接の機会をもらえたことで、

心に可能性の灯が宿りました。

「抜け出せるかもしれない!」というものです。

前後しますが、私には可能性の確認や変化のきっかけを意図していたので、
応募=転職と決める必要がないことを念押ししていました。

これで肩の荷が下りたようで、
最終的には5,6社ほどからアポイントを得ていました。

面白いもので、応募もルーチン化?すると、
すんなりと出来るようになるのですが、

1社目に可能性を見出したことで、冷静さと心の余裕を取り戻し、
最後の応募では、自分の希望に沿うものを見つけるまでに至りました。


さらに。

面白いのは、可能性という高い波動をまとうと、
その波動は必ず伝播するということです。

どうせダメという応募から始まったのが、
「ぜひ、話がしたい」という対応を得てしまったのですw


ここでAさんは、あることに気づきました。

転職という機会に具体性が帯びてきたことで、

「実は、自分の準備が出来ていなかった」ことを知りました。

今が嫌だと言いながら、本当の意味で抜けることに意識が向いていなかったのです。


とは言え、こうなると追い風状態に入っています。

この時点で負のループからの脱却は目前です。

長らく悩み続けていたことが、たったの1か月で変貌を遂げようとしています。

コツコツに意味があるのかとさえ思っていたのに、
やってみれば、一番の近道だったというのはAさんの後日談ですw

さて、変われること実感できると、
今まで考えられなかった具体的な希望も分かってきますので、

応募の後半は、より希望に沿ったものになったのですが、

とうとう、「動く」ところまで来ました。

好感触の会社(B社)との間で、
あとは本人の気持ちのみで決まる状態になったのですが、

そんなとき、違う会社(C社)から条件の引き上げを伴い、
ぜひ当社へと提案されたのです。


そこで、私のところへ連絡が入ったのです。

「どちらにすれば良いでしょうか?」という具合ですww

ここまで来ると、嬉しい悲鳴ですよね。

端的に、自分の好みで良いの」ですが、
Aさんは、「こんな風になれた思い」をB社に恩義として感じていたのです。

よく分かりますし、Aさんは良い人なのだなって思いました。


結果的には、どちらにするか迷ったことで、
B社からも条件アップの提示を受けたことで、
納得のうちに転職が決まりました。


さて、回顧が長くなりましたが、
どちらの会社を選ぶかに優劣などありませんし、
罪悪感を感じることもありません。

今回の場合で言うと、どれもAさんの行動が引き寄せた結果です。

困っているときに、最初に手を差し伸べてもらえると、
時に神様のように感じることもありますよね。

それはそれで良いですし、自分の願望は一発で達成とは限りません。

進むべき方向が定まることで段階的に達成されることはしばしばです。

Aさんの場合、B社がC社を呼び、
C社がB社の条件アップに繋がったとも取れます。

要は、全ては繋がっているのですから、
自分の行動に対する宇宙からのご褒美を遠慮なく手にすれば良い。

ただ、それだけなんです。


それに変な話ですが、
Aさんにとって、B社が全てとは限りません。

更なる自分らしさへの第一歩に過ぎず、
もっともっと、良い環境を手にするかもしれません。

とはいえ、経験を積めたことは確かで、
私的には、この経験が一番の収穫なのだと感じます。

どんなときにも可能性は存在しているということ。

閉まる扉があるとき、開く扉も存在している事実を、
自ら目を向けることで体現できた事例だと思います。


いかがでしょうか。


苦しさの渦中にあるときは、
身近にある可能性に目を向けるのは難しいものです。

それでも、重い腰を上げてみると景色が一変するかもしれません。

いいえ、変わります。

それが宇宙の法則なのですから。

そして、心に留めて頂きたいのは、
乗り越えられない壁は用意されません。

壁はありますが、開く扉も必ずあります。

ただ、そのことが分からなかったり、
苦しい環境への「慣れ」が、動くこと(未知への不安)に勝ってしまうだけです。


今回は「きっかけとチャンスの選び方」ですが、

きっかけ=小さな行動に隠されている、

チャンスの選び方=自分の感じる方へ、です。


計画的でなければいけないと縛られると、
チャンスを逃してしまかもしれません。

何度でもチャンスは巡ってきますが、
逃したチャンスと同様のものがいつ訪れるかは分かりません。

なので、流れに乗ったなら、
躊躇せずに感じることに素直に従ってくださいね。

私たちの計画など、宇宙が用意しているバリエーションからすれば、
ほんの微々たるものに過ぎません。

苦しいときは、感情が希望や可能性と絶望の間をめまぐるしく行き来します。

そんなことも、経験によって理解できるものです。


あなたに起こることには意味があります。

嫌なこと一つひとつに意味を探していては疲れるかもしれませんが、
大局を俯瞰できるようになると、

「あの時は、こんな意味があったのかな」なんて思えるものです。


きっかけとチャンスは、あなたの中にあります。

いつでもねw


ぜひ、何度でも思い出してくださいね。


それでは、一滴追加です。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。






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