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お家騒動はどこにでもあること [日々の気付き]



みなさん、こんにちは。

今回は時事ネタからの気付きをお伝えします。

最近、有名家具販売会社のお家騒動が話題になっています。

表面化しないだけで、珍しくもないのですが、
気付きもあるので敢えて取り上げます。

では。

みなさんもご存じかと思いますが、今回の主役は
創業者(現会長)が町の家具屋さんから始めて、
一代で大きく育てた家具販売の会社です。

そして、騒動の内容は、
現社長(創業者の長女)との経営方針に関する対立です。
(そういうことになっている)

株式公開している企業でのあからさまな一族の内紛劇というのは、
まだあるのだなと思ったりしましたが、
一般家庭においても、よくある話です。

なので、「どうしてうちだけ?」などと気に病むことはありません。

今回の解釈としては、
前述のように「うちだけ」ではないとホッとして頂きたいのと、
著名人や企業等の「貢献の機会」として見てみるということです。

要は、大きな会社の人間模様を通じた周囲への貢献です。
(当事者はそれどころではないのですが)


では、本題ですが、

従来の高級路線を踏襲しようとする創業者側と
時代の変化を取り入れて新たな展開を模索する現社長側との主導権争いの表面化は、
考え方の違いをどう処理していくかなどでも気付きを与えてくれます。

「我が道」を歩いて会社を大きく育てた創業者からすれば、
経営方針の「正解」は自分にあります。

当然ですよね。

その「やり方」でここまで会社を大きく育ててきたのですから。


一方、その姿を見て学びつつも、
更に良くなるために試行錯誤していこうとするご子息は、
時代の潮流を感じなら、これからどうすれば生き残れるかを
客観的な視点から導き出したのでしょう・・おそらく。

ただ、これだけならば家族会議を繰り返しながら、
着地点を探せばよいことです。

ところが、株主や多くの社員を抱えることで、
そうもいかない状況にあるわけですが、

株式を公開する企業の経営の仕組みに照らし合わせながらも、
身内の感情論争も含めてしまったことで、
泥沼状態が表面化してしまった。

来る株主総会に向けて、自己の正当性を訴えている状況ですが、
現状を見る限りでは、創業者サイドが熱くなっている感じがします。

居た堪れないのは、巻き込まれた幹部社員ですが、
どちらに傾くかは死活問題になるかもしれません。

火の粉を被った社員の心中は察して余りあるのですが、
両サイドの見解には考え方以上に感情面が鮮明です。

創業者側は、
幹部社員を引き連れて会見に臨み、
従来の手法への「賛同者」が多いとアピールをする。

一方の現社長側は、社長が会見に一人で臨み、
社員を巻き込んでいることを申し訳なく思う旨の発言をしたのち、
現段階までの成果報告と今後の事業展開のプランを発表している。
・・・至って王道です。

そして、後者は端的に冷静さを担保しているように見えてしまいます。


そもそも、現状での賛同者アピール自体には何の効力もなく、
エゴを通したい部分があるように見えてしまいます。


経営者が考えるべきは、お店の利用者であり、従業員の生活ですが、
大義名分よりも本質がどうかを見抜くのは株主の仕事になります。

投資利益を優先するのが投資家であっても、
結局はお客に支持される会社でなければ自己の利益も望めません。

会社云々なら、多くの方が路線を分けた会社構成もあると思うところですが、

今回の騒動は、プライドが問題なのかもしれません。

さて、こんなことって身近なところにゴロゴロしています。

自分も何某かで関わっていたりします。

我を通そうとすることで周囲と衝突するというものです。

会社なら中間管理職辺りの意向が火種になったり、
家庭内でも誰かしらが周りを振り回していたりします。

「余計なことで揉める」と言えば、それまでですが、
門外漢の私たちからすれば、
自分の考えがどうあるかを確認する機会として落とすことができます。

意見の対立によって「騒動」になっても、
それだけ異なる意見があるということの証になりますが、

どれが正当かの前に、自分はどうなのかが問われています。

自分と異なる考えを聞いて「それもある」と気付くも良し、

でも、「自分はこうだ」と確認できたなら、それも良しです。

ただ、ある環境に身を置く場合、
思い通りなら居心地は良いのですが、
自分の考えと異なる環境に居るのは苦痛に繋がります。


衝突や騒動に遭遇することは厄介事にカウントされますが、

改めて「自分はどうなの?」と問いかけの機会として捉えるなら、
厄介事が自分確認の機会に変化します。

そして、相違する意見に妥協点が見つからないときは、

そこから「卒業」するサインかもしれません。

定期的に同様の事が起こるのも同じです。

「これなら気付くかな」と天に試されているかもしれません。


今回の「お家騒動」も身内に留まらないところで、
大きく取り上げられたのは、より多くの人への一考を促すための
サインのように思えます。

あなたならどうしますか?

あなたはどこへ向かいたいのですか?

こんな問いかけをしてみて、周囲との差異を認識してみることで、
自分が何者であるかが、より鮮明になるかもしれません。

図らずも今回、自らの騒動を見せることで周囲に貢献してくれている
某企業の方々にはお礼を申し上げたい。

そんなふうに私は思っています。

野次馬的な視点から発展した自分についての考え方。

誰もが自分を通じて周囲に貢献していますので、
その貢献を有効に活用したいものです。

是非、取り入れて頂ければと思います。


それでは、今回も一滴追加です。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。








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